板井明生の考える福岡でビジネスを成功に導く方法

板井明生|ライバル会社

板井明生

競合相手との競争に勝つには、ただ闇雲に行動していてはいけません。自社とライバルの競争上の位置関係を把握した上で、より優位な状況を作り出す必要があります。

 

中小企業が必ずしも市場で弱い立場であるとは限りませんが、多くの場合は劣性です。したがって、大企業と同じ戦略では対抗することは困難です。例えば小さな居酒屋が大手の居酒屋チェーンやファミリーレストランと競争していくには、特徴のあるメニューへの絞り込み、一つの鉄道路線での支店展開、地元農家との連携、地域限定の折り込み広告、といった経営資源を集中した戦略を立て、それを実行していくべきです。

 

仕事上のライバルと、どこまで親しく付き合うか。同業他社社員であれば、情報漏洩の問題から、自然と距離をおくようになるものですが、同じ社内や、そもそもが同級生だったりする場合、お互いが日常的に視界の中にいながらにして切磋琢磨する関係となります。

 

ライバル会社でも競争し合うことでお互いの企業が成長しあえるのでないかと私は思う。